2018.08 Competition

親子での買い物の帰り道。 買い物袋を持って親を助けたい子の気持ち。重い荷物を子どもひとりに持たせられない親の心配。 おとなとこどもを比べると、力や身長など物理的な差がひとつの境界線となる。そして、その差は時としてお互いを思いやる妨げとなる。「おもいをそろえる袋」は親子の身体的な能力差をアシンメトリーな形状によって重心と長さを変える事で、重さと身長差を均等に分散。 そしてお互いのおもいを揃えて、気持ちもアジャストできる買い物袋である。

KOKUYO DESIGN AWARD 2018 最終100作品選出作品